【七五三】喪中の時はお祝いしてはいけない?寺や神社にもいけないのか

七五三シーズンが近づいています。お子さんの1つの節目として、しっかりとお祝いをしてあげたいところですが、今回は、そんな七五三の例外パターンについてお話していきます。

そのパターンというのが、「喪中」の時の七五三のお祝いです。親しい人が亡くなってしまい、喪中期間となった場合、七五三のお祝いはして良いものなのでしょうか?また、喪中の時には、寺や神社にもいけないものなのか。

今回は、喪中の時の七五三のお祝いの対応に関して、知識をまとめていきます。では、はじめていきましょう。

 

喪中期間について理解する

まず、これは前提的な話になりますが、「喪中の期間」について、勘違いを避けるために知識をまとめていきます。喪中の期間については、以外に知らない人も多く、勘違いの元となっています。自分は実は喪中期間ではなかった!ということも多々ありますので、まずはそこを正しく知っていきましょう。

POINT

正しい喪中の期間について

故人の続柄 忌日数 喪中日数
父母 50日 13ヶ月
50日 13ヶ月
20日 90日
兄弟・姉妹 20日 90日
祖父母(父方) 30日 150日
祖父母(母方) 30日 150日
おじ・おば 20日 90日

こちらを見ると、関係の深さによって、喪中の期間が違ってくることがわかります。特に、祖父母が亡くなった場合、親と子供の間で、喪中の期間が違っていますよね。

ただし、七五三は「家族」で行うものになります。祖父母が亡くなってからの七五三のお祝いを例として挙げると、お子さんが150日で喪中期間を明けていたとしても、一緒に七五三の行事に参加する母親、父親が喪中期間を明けていないならば、七五三のお祝いは避けたほうが良いでしょう。

では、喪中期間の時の七五三は、どのように行えばよいのでしょうか?以下、本題に入ります。

 

喪中期間の時の七五三の対応とは?

喪中期間の時は、基本的に七五三のお祝いをしてはいけません。現在、喪中とは「慶事を慎む期間」とされており、お祝い事は避けなければなりません。特に、「四十九日」までの忌中期間は厳格に慶事を慎みます。そのため、喪中の期間の中では、七五三のお祝いを行わないことが一般的な決まりとなっています。

基本的に、七五三などの「慶事」に関しては、先延ばしにしても全く問題が無いものとされています。そのため、喪中期間を抜けてから、七五三のお祝いをすることが一般的な決まりとされているのです。七五三は「数え年」にお祝いの行事を行うものですが、次の年の「満年齢」で七五三を行うことも可能です。晴れやかな気分でお祝いをするようにしたいですね。

ただし、どうしても喪中期間内に七五三の行事を行いたい場合があると思います。この場合の対応についてお話したいと思います。

「数え年」とは?

現代では、生まれた時は「0歳」。しかし、明治時代までは生まれた時点で「1歳」となる数え年の制度を使用していたのです。七五三はその風習が残っており、お子さんが「満年齢2歳」のときに3歳の七五三のお祝いを行うことになっています。

 

喪中期間に七五三を行う場合

喪中の期間に七五三を行いたい場合はどのように対応すればよいでしょうか?この場合、「ささやかな」お祝いに留めておくことで、七五三のお祝いをしてもよいという風潮があります。

「ささやかな」お祝いとは?

ささやかなお祝いとは、お子さんに晴れ着や袴などを着せてあげたり、七五三の写真を取るなどに留めておく七五三です。神社やお寺への参拝は控え、大々的なお祝いは行わないようにします。

ただし、親族の中には喪中などの決まりを重視する方もいるでしょうから、周囲に相談をしっかりとしつつ、お祝い事を行っていくと良いでしょう。

 

喪中の時は神社やお寺への参拝はNG?

ここまでで、喪中の期間では七五三のお祝いは行わないこと、七五三のお祝いを行う場合は、「ささやかなお祝い」にとどめておくことをお話しました。そして、神社やお寺への参拝は控えるというお話もしていきましたね。

喪中期間では、基本的に神社やお寺への参拝は控えます。これは、「神様に失礼に当たる」という風習がもととなっており、神社やお寺でも七五三の慶事を断られることが多くなります。

ただし、神社によっては、「五十日祭」の翌日に行われる「清祓いの儀」後ならば、七五三の行事を受け入れてくれるところもあります。お寺では、四十九日の法要がすぎれば、参拝を受け入れてくれるところがあり、このあたりは神社やお寺に足を運んで、相談してみると良いでしょう。

 

まとめ

今回は、喪中期間の際の七五三のお祝いの対応についてお話しました。基本的に、七五三のお祝いは喪中期間であれば行わないこととなっています。しかし、場合によっては喪中期間内に、七五三のお祝いを行わなければならない状況もあるでしょう。

そういった場合は、周囲と相談しながら、お祝いをするかどうかをきめていきましょう。

今回のまとめ

  • 喪中期間は七五三のお祝いを基本的にしない
  • ささやかなお祝いであればOK
  • 喪中時に七五三のお祝いを行う場合は周囲と相談する
  • 四十九日の後であれば、参拝を受け入れてくれる神社やお寺はある