日常生活の中で、余った食材などを腐らせないように「冷凍保存」をする場面はたくさんあります。一般家庭であれ、一人暮らしであれ冷凍は非常に便利ですよね。
しかし、冷凍していた食材を解凍して食べてみると「なんだか美味しくないな」、と感じることは多々あります。原因として、しっかりと密封されていないことから来る「乾燥」や均等に冷凍されていないことが原因となっているようです。
当記事では、こういった冷凍保存による食品の劣化を防ぐ、優秀な容器やジップロックの袋などをまとめていきます。どの容器や袋を選べば良いのか?どの容器や袋が便利なのか?
今回は、冷凍保存におすすめの容器&袋のおすすめを5つ紹介。その後、上手に冷凍するための3つのコツや肉や魚の冷凍法について解説を加えていきますよ。では、はじめていきましょう。
冷凍保存のおすすめ容器&袋5選
さっそく本題に入っていきましょう。冷凍保存の容器&袋のおすすめを5つ紹介していこうと思います。今回は評価基準に以下の3つを選びましたので、参考程度に見ておいてくださいね。
- 密閉性
- 使いやすさ
- 長もち
では、一つ目から見ていきましょう。
①そのままレンジ保存容器(トップバリュ)

評価 | |
使いやすさ | ★★★★★ |
密閉性 | ★★★★☆ |
長持ち | ★★★☆☆ |
各所で絶賛されるトップバリュブランドの保存容器。密閉性に関しては若干不安が残るも、使いやすさとコスパが抜群。何よりも「洗いやすい」という評判が多く、フタにも無駄な装飾がされていないため、開けやすく閉めやすい。
フタのままレンジに入れられるという特徴に関しては、他の保存容器も持ち合わせています。しかし、蒸気弁もきちんとありますし、このパフォーマンスで53円(1つ当たり)というのは、お得感しかありません。
そのままレンジ保存容器のレビュー
- 本体も蓋もフラットで洗い易く、食器乾燥機に入れても布巾で拭く時もどこにも水がたまらず簡単に乾燥できて衛生的です。
- 使う時もキッチリ蓋が閉まり冷蔵庫にニオイが漏れたりはしていません。
②スクリューロック(ジップロック)

評価 | |
使いやすさ | ★★★☆☆ |
密閉性 | ★★★★★ |
長持ち | ★★★★★ |
冷凍保存の容器をもう一つ紹介していきます。こちらは、ジップロックの「スクリューロック」という冷凍保存容器になります。こちらは、なんといっても密閉性がトップレベル。また、きっちりとフタが閉まるため、液体を入れても漏れる心配なし。耐久力もあり、冷凍保存の容器としてのパフォーマンスはピカイチでしょう。
ただ、デメリットとしては、そのままレンジに入れることが出来ない点でしょう。この点ではトップバリュの保存容器が一歩リードしているといえます。

液体関連や中身の乾燥を確実に防ぎたい場合はスクリューロックを、レンジなどにそのまま入れられる便利さやコスパを選ぶならトップバリュを選ぶようにしましょう!
③フリーザーパック(ジップロック)

評価 | |
使いやすさ | ★★★★★ |
密閉性 | ★★★★★ |
長持ち | ★★☆☆☆ |
続いては、冷凍保存用の「袋」の紹介です。みなさんがよく知るジップロックの保存袋ですね。ジップロックからは多数の保存袋が出ていますが、その中でも最も優秀なのが「フリーザーパック」というタイプ。
こちらもレビューで絶賛されている冷凍保存用の袋になります。開け閉めがし易く使いやすい、ワンタッチで完璧に密閉できる点を考えると、相当便利なアイテムだといえますね。
また、他の保存袋と比較して、口が大きく開くため食品をこぼさず、安心して入れることが可能。総合的に見ても、保存袋としての評価が非常に高いアイテムとなっています。
参考:冷凍における保存容器と保存袋の使い分け

形が崩れやすいもの、例えばケーキなどは保存容器がおすすめ。また、液体や麺類などに関しても保存容器に入れることをおすすめします。ただ、他のものであれば、全て冷凍保存用の袋タイプで済んでしまうため、このあたりは好みの問題にもなってきそうですね。
④SKATERシリコンカップ

評価 | |
使いやすさ | ★★★★★ |
密閉性 | ★☆☆☆☆ |
長持ち | ★★★☆☆ |
冷凍保存におすすめの容器として、シリコンカップがあります。こちら、時間の無いお母さんにおすすめできる冷凍保存用の容器で、シリコンカップにおかずを小分けしておくことで、次の日そのままお弁当に入れることができます。
シリコンカップのままでは当然乾燥や劣化が起こってしまうので、外からスクリューロックやそのままレンジの容器に入れる必要はありますが、汎用性の高さは抜群。
色が可愛くお弁当も彩ってくれるため、こちらもおすすめの容器でしょう。
⑤キチントさん ご飯冷凍保存

評価 | |
使いやすさ | ★★★★★ |
密閉性 | ★★★★☆ |
長持ち | ★★★★★ |
最後に、冷凍保存で一番迷いやすい「ご飯」の容器のおすすめを紹介していきます。こちらは、「キチントさんご飯冷凍保存」という保存容器がおすすめです。
キチントさんでご飯を冷凍保存すると臭いが付きにくく、乾燥を防いでくれます。当然、そのままレンジにかけることができ、「炊きたてのような味を保つことができますよ。耐久力も申し分なく、熱にも食洗機にも耐えられる冷凍保存容器となっています。
以上、冷凍保存に使用できる容器や袋に関して、まとめていきました。容器タイプを選ぶか、袋タイプを選ぶかは入れる食べ物や使い方によっても変わってきます。上に挙げたおすすめの中から用途に合わせて選んでみると良いでしょう。
上手な冷凍保存の3つのコツ
冷凍保存に関して、保存容器のおすすめなどをまとめ終わったところで、冷凍保存を上手にできる3つのコツについてまとめていこうと思います。
冷凍保存の3つのコツ
- なるべく早く冷凍しよう
- サイズを揃え、一食分に分けよう
- 空気を断とう
冷凍保存のコツ①なるべく早く冷凍しよう

食材は「劣化しやすい温度」が存在します。この劣化しやすい温度に長い時間置いていると、冷凍しても良い状態が保てないというわけです。そのため、保存状態を保ちたい場合は、なるべく早く冷凍をするようにしましょう。
特に、肉や魚などの生鮮食品は買ったその日に冷凍するようにしないと、一気に劣化が進んでしまいます。こういった食材に関しては、気をつけて冷凍するようにしたいですね。
冷凍保存のコツ②サイズを揃え、一食分に分けよう

冷凍保存のコツとしてかなり重要なのが、「サイズを揃える」という点でしょう。なぜ、サイズを揃えて冷凍しなければならないのか?それは「均等に冷凍する」必要があるからです。
サイズがバラバラで適当に食材をまとめてしまうと、冷凍されている部分とそうでない部分が出てきてしまいます。冷凍されている部分は保存状態が保たれますが、きちんと冷凍されていない部分は劣化が進んでしまうのです。
こういった現象を起こさないように、サイズを均等に揃え、均等に冷凍されるようにする必要がありますね。
冷凍保存のコツ③空気を断とう

空気をきちんと遮断していないと、「乾燥」からの劣化という現象が起こります。乾燥から来る酸化現象によって、食品が劣化してしまうのです。
こういった劣化を避けるために、ジップロックの袋タイプの場合は空気を抜いて保存したり、外部の空気を遮断できる保存容器を選ぶ必要がありそうですね。
まとめ
今回は、冷凍保存に適した容器&袋のおすすめ5選をまとめていきました。冷凍保存の容器は密閉性だけでなく使いやすさの面でも大きな差が出てくるジャンルです。また、コスパが良い保存容器などもまとめましたので、状況に応じた容器&袋選びをしていけると良いですね。