上司へお歳暮を贈る時に送り状や手紙は必要?挨拶状の書き方もまとめみた

もうすぐお歳暮シーズンが始まりますが、この時期に頭を悩ませるのは「お歳暮」ですよね。特に、会社関係でお歳暮を贈る際は、マナーなどにも気をつけなければならないため、きちんと知識を持ってお歳暮を用意したり、送ったりする必要があります。

今回は、そんなお歳暮のマナーに関して、上司にお歳暮を贈る際の注意点について解説を加えていきます。今回の内容は「上司にお歳暮を贈る時は送り状や手紙が必要なのか?」という疑問を解決していきますよ。

では、はじめていきましょう。

 

 

お歳暮を上司に贈る時は送り状や挨拶状の手紙は必要なのか

さっそく本題に入りましょう。お歳暮を上司に贈る際は、送り状や挨拶状が必要になってくるのでしょうか?こちらは上司だけに限らず、お歳暮の基本マナーとして、送り状や挨拶状の手紙は「必要」になります。

やはり、季節のあいさつや日頃の感謝を込めて贈るものですので、手紙を添えて時候の挨拶をしていきたいですよね。お歳暮に手紙が付いていないと、何かそっけない印象にも取られてしまいます。

せっかくお歳暮を送っても逆効果…ということにもなりかねません。送り状や挨拶状の手紙をきちんと書いて、日頃の感謝や季節のあいさつを済ませるようにしたいですね。

では、お歳暮を上司に贈る時はどのように手紙を書いていけば良いのでしょうか?次は、挨拶状や送り状の書き方を解説していきますよ。

 

 

上司にお歳暮を贈る際の送り状や手紙の書き方

上司にお歳暮を贈る時、どのような手紙を書いていけばよいのでしょうか?ここからは、実際に文例を見ながら解説を加えていきます。

文例を見ていく前に、上司への送り状の手紙は5つの文章で構成されることを知っておきましょう。

送り状の手紙は5つの文章で構成される

  1. 頭語
  2. 前文
  3. 主文
  4. 末文
  5. 後付

この5つの要素で送り状は構成されていきます。では、実際に文例を見て解説を加えていきましょう。

 

上司へお歳暮を贈る時の手紙の文例

では、実際に文章の例を見ていきましょう。

上司への手紙

①拝啓

②年の瀬も押し迫り、ご多忙のことと存じます。今年一年、公私に渡り温かいご指導をいただき、心から感謝しています。

③日頃の感謝を込めまして、地元の名産品であるカニを贈らせていただきます。鍋物にしても、茹でても美味しくいただけます。お召し上がりいただければ幸いです。

④日ごとに寒さが募って参ります。どうぞご自愛専一にお願い申し上げます。

敬具

⑤◯◯年◯月◯日 自分の名前

相手の名前

以上が、上司へお歳暮を贈る際の送り状の文例になります。ここからは、それぞれの項目について、簡単に解説を加えていきましょう。

 

頭語

頭語は前文に含まれる要素ではありますが、頭語と結語の組み合わせに決まりがありますので、別枠とさせていただきました。頭語は、日常で言う「こんにちは」のようなあいさつの言葉になります。

上司や取引先の会社に贈るお歳暮の手紙では、必ず頭語を入れるようにしましょう。頭語と結語の組み合わせとしては、以下のような形をとります。

 

頭語 結語
拝啓 敬具
謹啓 謹言
前略 草々

取引先の会社など、かしこまった相手にお歳暮を贈る場合、「謹啓」と「謹言」を使用します。今回の場合、「拝啓」と「敬具」で問題ありません。

 

前文

ここでは、季節のあいさつやこれまでの感謝などを伝えていきます。お歳暮は大抵の場合12月に贈ります。そのため、12月にちなんだ季語や季節のあいさつを加えていきましょう。

今回の場合は、「年の瀬」という言葉を使用しましたが、他にも、

  • 寒冷の候
  • 師走
  • 例年になく寒さが厳しい….

このように書き換えることが可能です。

また、一年の感謝を込めた言葉は必ず入れるようにします。会社の上司なので「ご指導」や「ご配慮」に感謝するという意思を手紙に入れていくとよいでしょう。

 

主文

ここでは、今回の手紙の「メイン」となる部分を伝えていきます。つまり「お歳暮を贈りましたよ」ということを書いていけばよいわけです。主文の部分は非常に重要で、

  • どうしてこのお歳暮の品物を選んだのか
  • これはどのようにして食べればよいのか

こういったことをしっかりと書いておくと、手紙の内容も豊かになり、相手にも伝わりやすくなります。

今回の場合は、「地元の名産ということでカニを選んだ」ことに加えて、「鍋物でも茹でても美味しくいただける」という調理の部分にも触れていきました。ここは、状況に合わせてしっかりと伝えるようにしましょう。

 

末文

最後に、手紙の内容を締めていきます。ここでも、冬の話題などを用いて、「相手の体を労る」内容を書くのが一般的です。先程の文例では、以下のように書き換えることが可能です。

  • 日に日に寒さが増しますが、お体にはお気をつけて…
  • 冬も本番を迎えます…..

このように、「冬の話題+相手の体を労る」ことで、印象の良い手紙が出来上がりますよ。ちなみに、先程お話した「頭語」との組み合わせで、結語を決めていきましょう。

 

上司にお歳暮を贈る場合の手紙-Q&A-

最後に、今回の内容の中ででてくるであろう疑問を、Q&A形式で解説していきます。

 

Q.封書orはがきでどちらを選ぶ

A.基本的に、お歳暮の手紙は「封書」で贈ります。特に、会社の上司や取引先の会社に挨拶状を送る場合は、必ず封書で贈りましょう。封書は「和封筒」を選び、きちんと宛先などを書いていきます。

ただ、親族や友人などの親しい間柄であれば、ハガキでもOK。また、両親などに送っている場合は電話でも大丈夫でしょう。

 

Q.手紙は手書きで書いたほうが良い?

A.お歳暮は季節のあいさつですので、基本的に手紙は「手書き」で書いていくようにしたいところです。しかし、大量にお歳暮を贈る場合は、手書きが厳しいということもあるでしょう。

そういった場合は、最悪パソコンで文書を作っても大丈夫です。

 

Q.送り状はお歳暮に同封しても良い?

A.お歳暮の送り状は、一緒に同封してはいけません。送り状は「信書」扱いなので、宅配便で贈ることはできないため、お歳暮とは別に郵送で贈るようにします。

ここで注意点なのが、送り状はお歳暮よりも早いタイミング、遅くとも同時に届くようにします。お歳暮が届いた後に送り状が届いてしまうのは、マナー違反に当たりますので、注意が必要になるでしょう。

 

まとめ

今回は、お歳暮を上司に贈る際の、送り状や挨拶状の手紙の必要性についてまとめました。基本的に、お歳暮には送り状や挨拶状の手紙は必要になると思われます。

文例などを参考にしながら、きちんとしたものを贈っていきたいですね。